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自社のWebサイトを運営していて、Webサイトによりお客さまにさまざまな有益なコンテンツを発信している人も多いと思います。しかしサイト運営者は、発信しているコンテンツが「お客さまにどの程度興味を持って見られているのか」「どういった人が、どのような時間帯に見てくれるのか」なども気になると思います。

そのような情報は、アクセス解析を行うことで得られます。さまざまな角度でアクセス解析を行うことができるのが、Webサイトの特徴です。

ここでは、Webサイトのアクセス解析で得られる情報とWebサイトの売り上げを上げる手がかりについてお話ししていきます。ここで述べる内容を理解して実践することにより、サイトの売り上げアップにつながるさまざまな情報を得ることができるようになります。

アクセス解析とは

あらゆるWebサイトは、「Webサーバー」と呼ばれるプログラムでできています。したがって、あるWebサイトを訪れるお客の行動は、そこのWebサーバーがすべて把握し記録しています。そして、Webサーバーが作成したWebサイトの訪問記録を利用してさまざまなアクセス解析を行うことができます。

アクセス解析の対象は、次のようになります。「訪問の日付・時刻」「何分間Webサイトに留まったか」「PCユーザーか、スマホ/タブレットユーザーか」「どのOS(基本ソフト)のユーザーか」「前にどのサイトから入ってきたか(検索エンジンや他サイトの広告など)」「次にどのサイトに移ったか」「いくらの成約になったか」などです。アクセス解析の対象は、他にもまだまだあります。

その他、「訪問者の端末のIPアドレス」もわかります。IPアドレスとは、世界中のインターネットに接続されている端末(またはその中継装置)に付けられる住所のようなものです。その住所により、訪問者の情報をかなりの精度で特定できます。現在のほとんどのWebサイトには、こうした訪問者の足跡が残る仕組みになっています。

さらに、Webサイトが「ユーザー認証」を行っているならば個人情報の特定も可能です。そのようなWebサイトは、訪問者の「性別」「年齢(層)」「住所」「職業」「趣味」「商品の購入履歴」「好きなお店」「好きな料理」などの情報を保有しています。

これらの情報は、販売戦略を考案するなかで非常に大切な情報になりますが実店舗のお客さまに対して行うのはたいへん難しいことです。実店舗のお客さまにアンケートを取ろうと思っても、たいへんな手間がかかります。アンケートに回答する人が不正確な情報を書くかもしれませんし、日付や時刻などあとから正確にわからないこともあります。

お客さまの趣味・嗜好についても、回答した時点によって回答が変わってくるかもしれません。Webサイトを使えば、アンケートで収集できるのとは段違いに正確なデータを「大した手間をかけずに」収集できるのです。

このように収集された大切なデータは、積極的に活用するべきです。ただし、データを活用するにはアクセス解析の技術が必要になるのです。

さまざまな集計を行うことでお客さまの行動パターンが見える

実際のWebサイトのアクセス記録は、単にサイトのアクセス状況が「ログ」(プログラムの動作状況が時系列に記録されるファイルやデータベース)の形式になっているだけです。したがって、アクセス記録をただ見ているだけでは意味のある情報が得られません

アクセス解析を行うには、専用のツールを使います。ツールを使って、Webサイトの集客パフォーマンスを定量的に数値化することができます。その数値から、Webサイトの改善の手がかりを得てマーケティングや経営戦略の判断材料にするのです。

例えば、閲覧数が多いページがあればそのコンテンツを強化します。そうすることで、さらなるアクセス向上を図ることができます。他にも、ある商品と同時に購入することが多い別の商品があるならばそれらの商品をセット販売にします。そのように、お客さまが買いやすくすることでお客さまの便宜を図るという手もあります。

または、他サイトに自社の広告を貼り付けたときには一定期間そのサイトからの入り具合を集計します。そしてその集計結果を見て自社のお客の入りが伸びたかどうかによってその広告の効果を定量的に評価することができます。

集計の仕方によって、お客の増減をさまざまな角度から定量的に評価し今後の売り上げの予測に役立てることができるのです。アクセス解析を、売り上げに活かさない手はないと思います

このように、Webサイトにはお客さまのアクセス記録が残る仕組みになっています。アクセス解析により、アクセス記録に残っている「データ」を解析して「売り上げアップに役立つ有用な情報」に変換することができます。Webサイトを運営している人は、ぜひアクセス解析を実施して売り上げアップに役立てましょう。